中学受験生と年表

現在中学受験を実施する学校の多くが、入学試験科目に、国語、算数、理科、社会の4科目を課しています。これらの学校の中で、いわゆる一流校といわれる学校の入試問題を見ると、大人でも簡単には解けない問題があるのに気付きます。国語はもちろん、算数その他の科目においても、現在の学習指導要領に則った、基礎的な問題だけを練習していては、決して解くことができない問題が出題されているのです。しかも暗記物と言われる社会科においても、問題はそう簡単ではありません。地理や歴史、政治経済を科目ごとにはっきり分けないのが、現在の小学校の指導法ですが、中学受験においてもその点を考慮する必要があります。つまり地理や歴史、政治経済を組み合わせた総合的な問題に習熟しないと中学受験でよい点を取ることはできないのです。そのために有効なのが年表を使った勉強法です。具体的には、歴史の年代を覚えるのはもちろん、産業史、教育史などのテーマ別のまとめ、また特定の時代だけに集中した問題など、様々な視点からの出題にも対処できる知識の要請に非常に役立つのが、年表を頭に置いた学習なのです。